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日本脱藩のすすめ 第1号
「創刊にあたり」
1998/09/14
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創刊にあたり
このたび、電子メールマガジン【日本脱藩のすすめ】に登録していただきあ
りがとうございます。
この電子メールマガジンの目的は、第一に、読者に脱藩とは何かについて理
解していただくこと。そして、第二に、どのようにして自分の生まれ育た日本
文化を乗り越え、他のいずれの文化にも埋没することなく、世界を舞台に生き
ていくことができるのかということを、お伝えしていくことにあります。
最初は、脱藩とは何かについて述べるべきなのですが、話の順序として、世
界、日本、そして個人のレベルに至るまで、現在、何が起こっているのかとい
う、現状の再認識から始めたいと思います。
まず、世界。ロシアの通貨危機に引きずられた形で、今までは一人勝ちだっ
たアメリカ経済にも陰りが見えてきました。これは、世界大恐慌の兆候である
と言う人もいます。
日本は相変わらずバブル崩壊の後遺症で苦しんでいます。山一証券、北海道
拓殖銀行の倒産に引き続き、今度は、日本長期信用銀行の行く末が危ぶまれて
います。
バブル後遺症は、個人レベルにまで暗い陰を落としました。リストラが進み
、終身雇用制度が崩壊する中、倒産、肩たたきなど失業の恐怖に苦悩する中高
年のサラリーマン。生活苦・年金問題などで、自分の将来に漠然とした不安を
抱く若手サラリーマン。登校拒否や衝動的な暴力沙汰が増えている中・高校生
。習い事や受験のための学習塾に追われ、家に帰れば個室に閉じこもり、ゲー
ムに熱中する子供たち....
世界から個人に至るまで、袋小路に迷いこんでしまったようです。これから
先は、どのような未来なのか。何を目標に生きていったらいいのか。何をすれ
ばいいのかとほとんどの人が悩んでいるのです。
冒頭から暗い話になってしまいました。しかし、現在の混乱は、大局的に見
れば、現在進行形で世界を襲っている超大波、すなわち、情報大革命の進行に
より、世界の古い秩序が崩壊しているためであり、その段階を乗り越えれば、
人類には明るい未来が約束されているのです。
産業大革命という、旧大革命の時代の終焉を日本もようやく迎えようとして
います。そのために大混乱に陥っているのですが、これは避けられるものでは
なく、必然的なものと考えた方がいいでしょう。問題は、次なる新しい秩序の
社会のパイオニアとして、リーダーとして活躍するためには、受け身でこのま
ま変革の嵐が過ぎ去るのを待つだけでいいのかということです。
次の新しい社会で必要なのは、創造性・個の確立・戦略思考・情報分析力・
史眼・ディベート能力・判断力・英語力といったものであり、それなしには、
次なる新しい秩序の社会では生き抜いていけません。そのためにも己を変える
、すなわち、自己改革が必要です。日本脱藩とは、この自己改革に他ならず、
来たる21世紀に向けてのキーワードだと言えるでしょう。
次回からは、自己改革とその方法というテーマに的を絞って筆を進めていき
ます。ご期待ください。
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脱藩道場 編集部 亀山信夫 葛巻岳
問い合わせ先 webmaster@dappan.org
ホームページ http://www.dappan.org/
発行 インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/
マガジンID 0000006881
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発行部数 294
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98.9.14 11:53 PM
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