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                日本脱藩のすすめ  第5号
                
                 「海外個人旅行」

                                                       1998/10/05
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                            海外個人旅行

 最初に、主題が海外旅行ではなく、海外T個人U旅行になっている点に注意
してください。海外旅行とは、ツアーグループ、すなわち、旅行会社によって
予めスジュールが定められたタイプの旅行を指します。それに対して海外個人
旅行は、基本的に個人による旅行であり、しかも、少なくとも数ヶ月以上の長
期間にわたる旅行と考えていただければいいと思います。
 こうした長期個人旅行ができるのも、社会人になる前、しかも結婚前という
ことになるでしょう。ですから大学生の読者には、後々に後悔しないように是
非、一度海外に行き、見聞を広めてきてほしいと思います。
 若い時に体験したことは、かなりのインパクトがあり、ときには、その人の
一生を左右することさえあるのです。何処かのレストランで皿洗いのバイトを
体験するのもいいでしょうね。ヒッチハイクの旅も、現地の人達とのふれあい
があり、想い出に残るものです。そうした体験が積み重なることにより、知ら
ずして、内なる自己改革が進んでいくのです。
 さて、実際に海外個人旅行を決行するとなると、まずやらねばならないこと
は、旅行資金を貯えること、そして、行き先の国々の情報を集めることでしょ
う。今は、日本でちょっとしたアルバイトをすれば、かなりの資金ができます
。しかし、著者が3年間の長期海外放浪の旅をしていた当時(1972年)は
、旅行者の資金調達先は、ニューヨーク、コペンハーゲンといった欧米諸国の
都市でした。
 著者は、ロンドンで4ヶ月、ニューヨークで8ヶ月、サンフランシスコで7
ヶ月それぞれ仕事を体験しました。その中で、ニューヨークでの体験談を披露
したいと思います。
 著者は中南米大陸を旅しているうちに、だんだんと旅行資金がなくなってき
たので、ニューヨークで仕事をやろうと南米大陸の道中で決めたのです。そこ
で、アメリカのビザを取ることにしました。ビザ申請先は、コロンビアの在ボ
ゴタのアメリカ大使館でした。どうしてボゴタかというと、旅の途中に出会っ
た放浪者からの情報を集めたところ、ボゴタのアメリカ大使館が最もビザを取
得しやすいという情報を得たからです。そして、運良く6ヶ月間の観光ビザが
取れたというわけです。
 メキシコシティから一路ニューヨークに飛びましたが、雲上から見るマンハ
ッタンの摩天楼ビル群には圧倒されたのを思い出します。ニューヨークに到着
して最初に目指したところが、バンコートランドというホテルでした。25年
前にニューヨークでバイトをした日本人旅行者で、このホテルの名を知らない
のはモグリと言われるくらい当時は有名なホテルでした。しかし、ホテルと言
っても名ばかりでして、かなり古い建物です。一部屋に4〜5人ときにはそれ
以上の若者が生活を共にしていたのです。肝心な仕事ですが、旅行者のバイト
先というと、日本レストランというのが、主なパターンでした。当時、100
軒以上の日本レストランがマンハッタンにあったのではないかと思います。
 著者も、毎日あちこちの日本レストランを回り、仕事を探したものです。ク
リスマス前でした。ニューヨークの冬はマイナス10℃かそれ以下に気温が下
がることもあります。寒天の中での仕事探しは、辛くて厳しいものがありまし
た。ですから1日でも早く仕事にありつきたいと思うのが人情なのですが、な
かなかその仕事が見つかりませんでした。
 そして、確か4日目でしたか、今日も仕事が見つからなかったなとがっかり
してホテルに戻る途中、たまたま一軒の日本レストランが目に止り、フラと入
ってみたのです。ダメでもともとという気持で「仕事を探しているのですが..
..」と支配人らしき人に申し入れたところ、「あっ、ちょうどいい、さっそく
仕事をしてくれ」という返事が返ってきたのです。その言葉を聞いた瞬間、身
体中の力がいっぺんに抜けたのでした。その店では、たまたま在ニューヨーク
の日本人駐在員向けのおせち料理をつくっている最中で、猫の手も借りたいほ
ど忙しかったのです。ですから、大変ラッキーだったと思います。結局、その
レストランには8ヶ月勤めたのでした。
 どうやら話が脱線してしまったようなので、話をもとに戻します。
 今日、円安と不況で旅行客の足は鈍ってきたものの、依然として海外旅行に
は根強い人気があります。平成9年の海外旅行者数(日本から海外)は約16
80万人(国際観光振興協会の推定による)だそうです。しかし、大半は団体
旅行で、個人旅行はまだまだ少ない状態です。
 旅行資金の方は、各自のやり方で稼いでいただくとして、問題は、行き先の
生の情報です。そうした情報を収集するには、海外旅行好きな人達が集まるサ
ークルに顔を出し、直に情報を手に入れるといいのです。
 10月1日に設立した脱藩道場では、幾つかある海外旅行同好会の中からこ
れはと思うものをを紹介していきたいと思っています。既にホームページ【日
本脱藩のすすめ】で紹介してあるのは、「東京海外旅行研究会」です。会員数
900人を誇り、海外個人旅行に関する発表や質疑応答が活発に行なわれてい
る会です。関心のある方は、一度顔を出してみるといいでしょう。

 今回は、海外武者修業の一つである、海外個人旅行を取りあげました。次回
も別のテーマで海外武者修業について語りたいと思います。



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脱藩道場 編集部  亀山信夫 葛巻岳
問い合わせ先 webmaster@dappan.org
ホームページ http://www.dappan.org/
発行 インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/
マガジンID 0000006881
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★脱藩道場では道場生を募集中です。詳細は上記URLまで

発行部数 367



1:[ Re: 【日本脱藩のすすめ】第 5号 ]

こんにちは。毎号拝見しております。期待しております。今後ともよろしくお願 いいたします。

さて用件です。私のホームページでは、ユニークなメルマガやホームページを(ま だ数は少ないですが)紹介しております。そこで貴誌も紹介させていただきたいと 思いますが、いかがでしょうか。私のホームページ(の下半分)を参考にしてご回 答願います。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/7965/

掲載のイメージは以下のようになるかと思います。

日本脱藩のすすめ
説明(まぐまぐの説明文を予定)
....
....

(注、タイトルの部分をクリックすると貴ホームページへジャンプ)

以上よろしくお願いいたします。

藤原 信一 (g-zmgzm@dc4.so-net.ne.jp)

HomePage Mail Kimura, Tamotsu98.10.11 7:52 AM


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