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               日本脱藩のすすめ  第17号
                
                   それぞれの脱藩

                                                       1999/01/11
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 読者の皆さんは、”脱藩”という言葉に、どういうイメージを抱くでしょう
か。手許の岩波書店の『広辞苑』を繙いたら次のように定義されていました。

 【[脱藩] 藩籍を脱すること。武士が藩から脱して浪人になること。】

 なるほど、これでは次のような声が出てくるのも無理のないことです。
 (いずれもメーリングリスト【日本脱藩のすすめ】に参加しているメンバー
からの発言です。発言の一部は、同メンバーからの筆者宛ての私信も含まれて
います。)
 「脱藩という語は時代錯誤的です。」(会社員 Nさん)

 「最初”脱藩”という名前を見たとき、アナクロな印象を受けました。何を
血迷ってか、百数十年前の尊皇攘夷時代の言葉にしがみついているのかという
感じでした。」(公務員 Hさん)

 しかし、それも最初の内だけで、”脱藩”という言葉に馴染んでくるにつれ
、様々な発言が出てくるようになります。

 「私も、自分なりの脱藩を日々探っています。
坂本龍馬に学ぶ(童門冬二 1982年 新人物往来社)の
「現代における脱藩のすすめ」の中の一説が参考となっています。
    会社に帰属していると、自然に社会を見る目もその枠の
    中に限定され勝ちである。自分を掘るためには、時には
    会社の立場と全くはなれてものごとをながめてみることが
    必要。現代の脱藩はものの見方にとどまらない。転勤も
    行動や思想を自由にする。社内派閥から、ときに抜け出し
    てみることも必要。龍馬の脱藩からせめて”思考の脱藩”
    を学びたい。
同様に、各人各様の”脱藩”の方法があっていいと思います。
私も、起業野心はありますが、かなりのスローテンポです(笑)
このまま、枯れていくかも知れません(爆笑)」 (会社員 Mさん)
 
 「”脱藩”といいましても、その形はさまざまです。日本を離れ海外で活動
する方、大企業を飛び出して独立する方、誰にも負けない技能や能力を身につ
けて活躍する方。”脱藩”を志す方それぞれに”脱藩”の形があります。しか
し、さまざな”脱藩”の形がある中で、その前提となるのは自分の枠組みを乗
り越えてより大きな枠組みのなかで自分を位置付けること、つまりは自己改革
を遂げることにあると思います。そのような考えにたてば、自分がどこでなに
をしていようが自分なりの”脱藩”の道を模索できると思います。
 このML(脱藩ML)に参加頂いている方々の中には既に海外を拠点に活躍
されている方や独立を果たして活動している方がおられます。一方、私などは
会社員であり、未だ「脱藩修行見習い中」といったところです。しかし、自分
なりの”脱藩”の形をマイペースで模索していくつもりであり、焦るような気
持ちはありません。お互い議論し、励ましあい、協力しあいながら、それぞれ
の脱藩の道を模索しませんか。お気軽におつき合いください。いろいろなご意
見をお待ちしております。」(会社員 Kさん)

「”脱藩”という言葉は、ちょっと仰々しく、かたっくるしく、若い人から見
れば古臭い感じもするでしょう。そして、何か一大決心をし、なおかつ大きな
理想を掲げなくてはいけないような印象を与えます。(それは私だけかな?)

 しかし、”脱藩”というわかりやすいキーワードを使って、亀山さん(筆者
)がインターネットを利用する人たちにおのおのが”気づく”ことを一番とし
ていらっしゃることが良いのではないでしょうか。
私にとっての”脱藩”とは、自分の既成概念を自分で打ち壊して、新しい自分
に成ることです。(他人に新しくしてもらうことは依存していることですから
ね。)今までの私がそうでした。
こんな私でも「脱藩道場」に入門できるのですから、どんな形態を目指してい
らっしゃる方もO.K.なのでは。(そうですよね、亀山さん?)
いやな性格からの”脱藩”でも、親からの”脱藩”でも、サラリーマン・OL
からの”脱藩”、日本からの”脱藩”、地球からの”脱藩”でもいいじゃない
ですか。テーマはちがっても志しは同じだと思います。そのなかで、テーマが
共通している人同士でまた、個別に親睦をはかっていいと思います。そうです
よね?(そういえば、土井千秋さんがまたスペースシャトルで「地球脱藩」を
されますよね。私も地球を外から見たいです。)
 一番大切なのは「おのおのが”気づく”こと」。気がつかない人に気がつか
せることが、いにしえより今日の課題なんでしょうね。気がついた皆さんはす
でに行動を起こしてらっしゃいますね。行動は各人が、自分にあう自分にふさ
わしい最高のことをし続けること。小さなこどもだって、どこかの国の大統領
だって・・・」(自由業 Aさん)

 様々な”脱藩”が出てきました。
 では、人によって解釈の違いのある”脱藩”の共通点は果たしてあるのでし
ょうか? この辺を更に突き詰めていくと、次のような発言に代表されるもの
が、各自が考える”脱藩”の共通点になりそうです。

 「”脱藩”とは、心を束縛から解き放すことだと思います。それと、そうい
う状況に移行して、やりたい何かがあるということでしょうね。ですから脱藩
MLに参加する人は、人生に対して前向きな姿勢を有する人であってほしいで
すね。もちろん、年齢とか、成熟度とかは、問うべきでないと思います。」
(自由業 Oさん)

 読者の皆さんにとっての“脱藩”とは、何でしょうか?



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脱藩道場 編集部  亀山信夫 葛巻岳
問い合わせ先 webmaster@dappan.org
ホームページ http://www.dappan.org/
発行 インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/
マガジンID 0000006881
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発行部数 469



1:[ Re:【日本脱藩のすすめ】第17号 ]

はじめまして、田中と申します。

突然ですが、最近内容がつまらなくなってきました。
以前の勢いがなく、大衆にこびた内容になってきたように感じるが残念です。
一部の民衆(民衆の民は眠でメクラの意味だったと記憶しています)はほうっておい て、以前の志の高い内容に戻って欲しいと願います。

大体、脱藩という言葉だけにとらわれて、筆者の意図せんとする所を理解しようとせ ずに非難するだけの単細胞は相手にする必要はないのではありませんか。
いい大人が言葉じりだけ捕らえて揚げ足取りの様なことを発言するのにはただただあ きれるばかりです。
そういう単細胞な能力が公務員にはむいているのかもしれませんが。

個人的には、現在脱藩意外に適当な言葉がないので、比喩として使用しているだけ で、明治時代に戻るとかそういう意味で使っていないと解釈しております。
日本を藩に見立てて、藩が時代にそぐわなくなってきた時と同じように今日本が当時の藩と同様な状況になりつつあると仮定しているように見受けています。
今現在の日本への危機感、また、そこからの自立(?)がテーマだったと思います。

この辺の解釈は人それぞれだと思いますし、当然自分もたいした人間ではありません のでえらそうなことは言えないのですが、自信を持って勢いのある内容を企画して下さい。

ただ、大多数に媚びるような内容は期待しません。

以上生意気なことを書いてすみませんでした。

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