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               日本脱藩のすすめ  第19号
                
                 「脱藩」に命を吹き込む

                                                       1999/01/25
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 「脱藩という言葉は時代錯誤的」という批判が出ている現実から、筆者は「
脱藩」に替わり得る言葉を見つけるため、メーリングリスト【日本脱藩のすす
め】(脱藩ML)のメンバーに下記のようなメールを流してみました。


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この脱藩MLメンバー以外の人達には、依然として「脱藩」という言葉に違和
感を持つ人が沢山います。それに代表されるのが、「脱藩という言葉は時代錯
誤的である」という発言です。この点は、簡単にメールマガジン【日本脱藩の
すすめ】第17号にも書きました。
そこで、在米の藤原肇さんらと相談し、この言葉に替わるものを見つけようと
思うに至りました。
最初に次の文章に目を通して下さい。

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              ◆若者よ、今こそ精神の開国を!◆

 祖国の若い世代に、日本脱藩への勇気を持って挑戦するように呼びかけます
。これはなにも日本を脱出して海外に行けという意味ではなく、閉鎖的な日本
精神の枠を踏み越えて、自らをのり超えることで、より高い次元に立つ自己を
再発見する必要があるということです。一流と呼ばれる大学や会社に入ること
は、青春を賭け、生き甲斐を追求する道としては余りにも挑戦と夢がなく、手
に入れるものもタカが知れています。自分の足で立ち、自らの責任で判断し、
行動できる実力を持てば、どんな時代を迎えても充実した生の感動と自由自在
な生涯を実現しうるものです。

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 上記の文章の解釈も恐らくメンバーによってマチマチかと思います。その点
を踏まえ(議論し)、上記の文章のような概念を表すような、「脱藩」以外の
言葉を考えて戴けませんでしょうか?
 これは単なる言葉面をいじくるといったレベルの話ではなく、もっと積極的
な意味あいで、21世紀の行動指針を表すような言葉を脱藩道場から生み出し
たいと思っています。
 次の新しい世紀を生きていくにあたり、自分にとって行動指針となるのはど
のような言葉がふさわしいのか、考えて戴ければと思います。

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 上記の呼びかけに対し、次のような意見が出ました。
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 「若者よ、今こそ、自分自身の精神の開国を」というのは、いかがでしょう
か?
 つまり、まず、自らを変革して、自分が出来るところから変えていきましょ
うよと言う呼びかけですね。
  私は、「シンドラーのリスト」の中のセリフで、「一人を救えるものが、
世界を救える。」というセリフが印象に残りました。(自由業 Oさん)
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 私は、「脱藩」に特に違和感はありません。
 むしろ、「脱藩」というキーワードだからこそここまで人が集まってきたの
では、ないでしょうか?
 キーワードを変えた時、その構成メンバーは当然変わる事でしょう。
 亀山さんがどのような人を呼び込みたいかによって、キーワードは明らかに
なるのではないでしょうか?勝手に想像してみると、
自己改革
歴史人物探索
国際放浪者
国際文化交流
・・・
 名前が変わっても、自分のスタンスは特に変わらないでしょう。ただ、構成
メンバーや内容によっては、ついてゆけるものとゆけないものが出てくると思
います。
 提案としては、折角亀山さんは国際結婚していらっしゃるのですから、その
辺のオフ会を含めて、日本の外国人との共生について追求してみるというのも
楽しいと思います。
 また、藤原道場として、スタートを切るのもよいのではないですか?少なか
らず、ファンはいるようですから。(起業家 Oさん)
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 脱藩ということばに替わる言葉としてふさわしいかどうか判りませんが「自
己改革」という観点からはわたしにとっては「脱皮」が近いような気がします
。
 かなり凡庸ですね。それに、個人的すぎる。
 もっと社会や人類との関わりのなかで、自己改革を模索するような言葉があ
ればいいのですが。(会社員 Kさん)
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◇ 脱藩に代わる言葉
 自己超克とか、変革とか、変容(注@)とかいくらも考えられますが、今の
「脱藩」という言葉で少しも悪くないと思います。
 シェークスピア風に言うと、「バラを他の言葉に言い換えたとしてもその甘
い香りに変わりはない」(不正確な引用「ロミオとジュリエット)というとこ
ろでしょうか。
 脱藩を他の言葉に置き換えることよりも、脱藩の思想を深める方が重要だと
思います。
注@ : 聖書にある「悔い改めよ」という言葉はもともとギリシャ語で「変容
せよ」という意味です。「悔い改め」と訳すのは、いわゆる「超訳」の一種か
もしれません。(会社員 Nさん)
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 脱藩に変わる名前についての話題が在るようですが、管理されている方がど
のような思いで令名したのか今は理解していないのでコメントできませんが私
はこの言葉が気に入ってMLに参加しました。
 まあ、私の考えている脱藩は、古いパラダイムの変化を自分自信行い広る事
だと思っていますので、方向性が同じであれば長くお付き合いして行きたいな
とおもいます。(起業家 Fさん)
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”脱藩”という言葉は、強いインパクトがありました。(学生 Hさん)
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 以上が、主な脱藩MLのメンバーからの発言でした。
 脱藩MLのメンバーは、「脱藩」という言葉に惹かれて参加した人が多いだ
けに、この言葉に好意的な受け止め方をしているようです。
 そのためか、「脱藩」という言葉に替わり得る言葉は、今のところ出ていま
せん。

 ところで、筆者の今回の狙いは、単に脱藩という言葉を替えたいといった次
元のものではなく、脱藩MLのメンバーをはじめ、このメールマガジンの読者
にも一緒に各々にとっての脱藩とは何かを考えてもらうところにありました。
 そうすることで、脱藩道場で用いる「脱藩」に、21世紀を生きる者として
ふさわしい定義が形を現してくるのではと考えたのです。
 そのためには、いろいろな「脱藩」を考えている人達が集まり、議論するこ
とで、脱藩という言葉の定義が明確になり、かつ、それは次の21世紀の行動
指針にもなり得るのではと思いました。つまり、我々が脱藩という言葉に命を
吹き込めるのではと期待したのです。
 しかし、これから情報革命に突入する前夜という、混沌とした時代性を反映
してか、筆者をはじめ、各メンバーも他を納得させるような「脱藩」が出てい
ません。これは今後も折にふれ、続けていくべきテーマなのでしょう。
 「脱藩」という言葉を残すとしたら、今後、どのような言葉として脱藩が成
長していくのか分りませんが、このメールマガジンの読者、そして脱藩MLの
メンバーによる共同作業で徐々に形を現してくるような気がしてなりません。
つまり、各自の脱藩を脱藩MLという土俵でぶつけあっていくことこそが、脱
藩に命を吹き込むということになるのでしょう。それは、上記のNさんの発言
に代表されるのではと思います。

 「脱藩を他の言葉に置き換えることよりも、脱藩の思想を深める方が重要だ
と思います。」
 
 最後に、読者の皆さんも脱藩MLに参加して、21世紀の指針ともなる言葉
の一つとして皆さん一人一人の「脱藩」を育ててみませんか。この機会に是非
ご参加ください。
 脱藩MLへの参加方法は次のURLを参照願います。
 http://www01.u-page.so-net.ne.jp/rb3/nobuo-km/dojo/mailing_list/
mailing_list.html

 次回は、『理は利よりも強し』をテーマに取り上げる予定です。



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脱藩道場 編集部  亀山信夫 葛巻岳
問い合わせ先 webmaster@dappan.org
ホームページ http://www.dappan.org/
発行 インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/
マガジンID 0000006881
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発行部数 477



1:[ Re:【日本脱藩のすすめ】第19号 ]

脱藩の本当の 意味(藩は藩人、即ち漢字の藩は野蛮に通じ蛮人に通じる)を考えると脱藩以外の言葉はありません。 渡辺。

HomePage Mail 99.01.26 10:34 AM

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