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日本脱藩のすすめ 第65号
21世紀の世界と日本(1)
2001/01/01
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[1]はじめに
明けましておめでとうございます。
21世紀に突入した今日、新しい世紀に思いを馳せる読者の方も多いのでは
ないでしょうか。21世紀は、いよいよ情報大革命が本格化する世紀です。途
方もないことが起こりそうだと、本能的に感じておられる読者の方もいること
でしょう。
大変革が予想される21世紀を無事に乗り切るにあたり、“羅針盤”が欲し
いところです。そこで、“社会の木鐸”であるべき日本のマスコミに羅針盤の
役割を期待したいところですが、果たして本当に日本のマスコミは羅針盤たり
えるのでしょうか? 仮に日本のマスコミが頼りにならないものとすれば、わ
れわれは何を頼りにすれば良いのか? 新世紀にあたり、そのあたりから筆を
進めてみたいと思います。
[2]ジャーナリズム
読者の皆さんは、すでに今朝の朝刊に目を通されたでしょうか? 想像する
に、新世紀を迎えた元旦を飾るに相応しい内容の記事が多かったのではと思い
ます。
しかし、本来は社会の木鐸あるいは激動の時代の羅針盤の役目を担うはずの
新聞ですが、最近は元気がありません。ジャーナリズム精神が影をひそめ、か
つてのジャーナリズムの片鱗もない、情けない姿に落ちぶれてます。
日本のマスコミの堕落ぶりは、すでに当メールマガジンでも幾度か触れてお
り、また、当メールマガジンの顧問をお願いしている藤原肇さんも、『朝日と
読売の火ダルマ時代』で堕落した日本のマスコミを徹底的に追求していますの
で、今号で敢えて述べません。今回取り上げるのは、本多勝一というかつては
朝日新聞の花形記者だった人物です。本多勝一という人物を通して、日本のマ
スコミの凋落ぶりを確認しておきましょう。
[3]晩節を汚した本多勝一
『LA INTERNATIONAL』(国際評論社)という雑誌があります。これは日本語
の経済雑誌ですが、この雑誌に藤原肇さんが毎月特別寄稿を載せています。国
際評論社は、『朝日と読売の火ダルマ時代』の出版元であるだけに、藤原さん
の寄稿も堕落したマスコミ追求の話が中心になっています。
そして、藤原さん寄稿の中で、もっとも頻繁に登場する人物の一人が、かの
本多勝一です。
編者の場合、十代のころは本多勝一ブッククラスターを自他ともに認めてい
たほどであり、特に本多勝一の『アメリカ合州国』から受けた影響は大きく、
『アメリカ合州国』に書かれていた深南部を己れの目で確かめようと、実際に
訪れているほどです。これは、1973年のころの話であり、まだまだ人種差別が
色濃く残っていた時代でした。
それだけ本多勝一に傾倒していた編者でしたが、二十代前半、当時の今東光
和尚の次の一言から、自分の中の本多勝一像が崩れ去っていきました。
「小田実は、あれは少なくとも一人で頑張っている。その点、評価できるな。
だが、本多勝一はな、朝日という看板を後ろ盾にしているに過ぎん。」
藤原肇さんの著書『脱ニッポン型思考のすすめ』(ダイヤモンド社 絶版)
と出会ったのもちょうどその頃でした。
爾来、藤原肇ブッククラスターに転向し、今日に至るわけですが、本多勝一
が藤原さんの『山岳誌』に感動し、20年以来の友人同士であったと知ったの
は、つい最近のことです。
しかし、藤原さんの『朝日と読売の火ダルマ時代』刊行後、2人の友情に終
止符が打たれています。詳細は、『LA INTERNATIONAL』や『朝日と読売の火ダ
ルマ時代』に譲りますが、未だに醜態をさらけ出したままマスコミ界に居残る
本多勝一には、憤り・哀れを通り越し、滑稽さを感じるのは編者だけでしょう
か。
[4]堕落した日本のマスコミ
長々と本多勝一のことを書きましたが、実際問題として本多勝一のことなど
はどうでもいいのであり、それよりも、目を向けなければならないのは堕落し
た日本のマスコミです。
かつての旧ソ連でペレストロイカを敢行したのはゴルバチョフでしたが、イ
ンターネット時代に突入した現在、今や世界規模のペレストロイカが静かに進
行しつつあります。そうした時代の波に取り残されている哀れな国の一つが、
われわれの日本であるということは何とも情けないことです。
こうした激動の時代の大転換期に突入しつつある現在、日本の大手マスコミ
が垂れ流す提灯記事を読んでいてもしかたがないことであり、ここは是非読者
に海外の新聞・雑誌に目を向けていただきたいと切望します。特に推薦したい
海外のメディアは以下の通りです。
・Financial Times[FT]http://www.iht.com/
・The Guardian Weekly http://www.guardian.co.uk/
・International Herald Tribune[HT]http://www.iht.com/
ガーディアンの場合、ウィークリーで定期購読が可能であり、フランスの一
流新聞、Le Monde diplomatique の英語版も毎月1本つきます。
HTの場合、 “Abuzz”という、読者が中心となるフォーラムがあります。
このような場で、世界の頭脳を相手にした脱藩修業をお勧めします。
http://iht.abuzz.com/
また、おそらくは日本では初めてという、英語専門のメーリングリストが開
設されました。欧米の白人に諂い、逆に隣人であるアジア人などの黄色人種を
見下すようなタコツボ思考の持ち主には全く不向きなメーリングリストです。
このメーリングリストには、文明次元で物事を眺めることのできる人たちにこ
そ参加していただきたいと思います。
主宰者は、冨永信太郎さんという国際ビジネスコンサルタントです。編者も
このメーリングリストのメンバーの一人であり、時折英語で発言しています。
http://form.easyml.com/easyml/incom-c3.php3
新世紀に相応しい第一歩を踏み出す意味で、読者の皆さんの参加をお勧めし
ます。そして、是非21世紀に相応しい羅針盤を手に入れてください。
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編者 亀山信夫
問い合わせ先 dappan@rb3.so-net.ne.jp
ホームページ http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/
読者総数 1025名
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【講読解除】
◆まぐまぐ
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/dojo/bulletin.html
◆Macky!
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=1332
◆Pubzine
http://www.pubzine.com/pubzy/tool/srchid.asp?keyword2=2268
◆melma!
http://www.melma.com/mag/31/m00019631/index_bn.html
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