[PR]人気の着メロ着うたフルも無料:掲示板で話題の曲を今すぐダウンロード!




**********************************************************************

               日本脱藩のすすめ  第70号
                
               資本主義時代を超えて

                                                         2001/09/26
**********************************************************************
                       



 メーリングリスト【藤原肇】(藤原ML)メンバーの一人である金子純一さ
んの投稿「歴史の転換点[米国テロ事件]」を、過日のメールマガジン【日本
脱藩のすすめ】第69号にて発表しました。その金子さんの意見に対し、藤原
MLにて意見が続出しております。それらの意見を代表して、同じく藤原ML
メンバーである本田英稔さんの意見を以下に発表させていただきます。

 なお、第69号で発表した金子純一さんの意見に対し、大勢の読者の皆様か
らもご意見を戴きました。寄せられたご意見は、すべて金子さんに転送させて
いただいております。今回の本田英稔さんの意見に対しても、多くの読者の皆
様からのご意見をお待ちしております。



■■■ 資本主義時代を超えて
■■■ 
■■■ 本田英稔

■はじめに
日本脱藩のすすめ・第69号に採録された『歴史の転換点:米国テロ事件』
で金子さんは、第二次世界大戦後のパワーシフトに着目して論を展開した。

しかし今回の事件は、資本主義の終焉から新時代へと移行する大きな転換点
であると考え、大まかに これまでの時代の特徴と今後について述べる。

■視野の拡大
今回の評価の為に考察すべきタイムスパンを産業革命前〜資本主義の萌芽期
〜現代に拡げてみると、この期間では戦争の形態が大きく変わったことに気
が付くはずである。

それ以前の中世領主と戦争請負人たちの契約で行うタイプ(まるでチェスを
行うように補給線を押えればチェックメイトとなる)であり、現代からみれ
ば牧歌的とも云える形態から、第一次世界大戦、第二次世界大戦に見られる
大量の将兵の殺戮を伴う国家の総力戦のタイプに移行した。

大量の殺戮を行う為には、大量の兵器・兵士が必要となるのは明らかである。
これは資本主義による大量生産と近代的な学校教育に基づいた大量の兵士が
なければ実現できなかったのである。

■資本主義時代の特徴
資本主義について考えてみる。産業革命以降、徐々に資本が集積され、余剰
の為に景気循環が発生した。その間に幾つかの資本集合体に集中して蓄積が
行われた。

西洋覇権側の集合体は産業革命以降のビルトインされた循環を利用して、そ
の勢力を伸張してきた。しかし循環自体の規模が大きくなると発生する不況・
恐慌の解決策として大量消費を伴う戦争の形でしか集合体は解決策を見出せ
なかった。

これは集合体が資本主義のルールに則り、最善手を尽くしてゲームに参加し
た結果、その意思とは関係なく、大量消費・殺戮の現代のタイプの戦争を選
択するしかなかった事を示す。
産業革命以降の世界システム自体が定期的な大量消費を必要としたからであ
る。資本主義を極めた二十世紀に発生した二回の世界大戦はその現れと云え
る。

■新時代への転換点
金子さんの論にあるように第二次大戦後は結局、米国株、ドル、債権がある
集合体に集積された。その間に集合体は何回かの戦争行為を主催してきた。

しかし莫大な影響を与えたニューエコノミーの精算に相応しい規模の戦争は
まだ行われていなかった。今回の事件はそのトリガとなるに相応しい。

第一次世界大戦はセルビアの一発の銃弾からはじまった。今回は資本主義勝
利の象徴と見られるWTCへの衝突と崩壊である。これに予兆される今後の
消費の巨大さが予測できる。

そう思うと宗教的かも知れないが、『神の恩寵』とも云える資本主義による
富を持て余し、戦争による大量消費を選択し続けた愚かなる人類への『神の
鉄槌』ではないかと恐怖に打ち震えてしまう。

■資本主義時代を超えて
しかし危機はチャンスの裏返しということを思えば、最大規模の危機を乗り
越えて産業革命による資本主義に変わる世界システムを人類が構築しなけれ
ばならないと理解できる。

このシステムの構築には中世から近代への変革期に経験したような数世代に
渡る期間と多くの危機を予想できる。それは資本主義の単なる否定でなく、
包含した形となろう。

ここで初めて、『日本脱藩のすすめ 51,53,58,62号』で述べられてきた
「マクロメガの視点による重大事件年表」の情報革命(※)の本当のインパク
トの大きさが想像できよう。

今こそ変革の時に我々に与えられる危機に目を奪われず、為すべき使命を深
く自覚し行動すべき時ではないか?
                                以上

※「マクロメガの視点による重大事件年表」は、以下のURLを参照
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/fujiwara/fig/fig02.html


___________________________________________________________________
執筆人  本田英稔
編集人  亀山信夫
連絡先  dappan@rb3.so-net.ne.jp
URL  http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/
読者数  1148名
___________________________________________________________________

メーリングリスト【藤原肇】
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/fujiwara/mailing_list.html


藤原肇博士の新著
『夜明け前の朝日』鹿砦社
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/rb3/dappan/fujiwara/books/asahi02.html


配信の中止、アドレス変更、新規購読は、以下のURLでお願いします。
□まぐまぐ  http://www.mag2.com/m/0000006881.htm
□Pubzine   http://www.pubzine.com/pubzy/tool/srchid.asp?keyword2=2268
□ Melma!   http://www.melma.com/mag/31/m00019631/index_bn.html
□ Macky!   http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=1332

発行部数 まぐまぐ 916 Macky! 82 Pubzine 80 Melma! 70 1148


メールマガジン  [第69号]に戻る  [第71号]に進む


[PR]生年月日で2010年占い鑑定:初回無料!貴女の運命運勢を占う