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                日本脱藩のすすめ  第78号
                
                 国破れて山河在り(2)

                                                             2002/11/08
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■■■ 日本の現実
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 バブルが弾けて10年以上もの年月が流れているというのに、一向に日本の景気
は回復しないどころか、逆に悪化する一方です。むしろ、明日にも日本は財政破綻
するのではという、あたかも大恐慌前夜のような不安にかられる人たちが増えてき
ています。何故、このような日本になってしまったのでしょうか。そのあたりの大
まかな経緯について参考になるサイトがありますので、以下にご案内致します。
http://www.ibd-net.co.jp/kaientai/backnumber/index.html

 上記サイトは、IBDという国際ビジネス・コンサルティング会社が、毎月自社
ホームページに掲載している「日本人と日本国の現状と将来−ミレニアム提言」と
いう連載記事です。長期間にわたって連載されてきたものであり、新書一冊分以上
のボリュームがありますので読み通すのは大変でしょうが、必ずや読者の皆様の今
後の行動指針のヒントとなり得るものと確信しております。

 以降、個人レベル・事業レベル・国家レベル別に財政破綻への対応を考えいきた
いと思います。



■■■ 中田・イチローに見る、未来の日本人像
■■■ 
■■■ 個人対策編

 先月上旬、独立して事業を営む人たちが集う某会合に編集子が出席した折、竹中
新金融担当相が就任した直後の株価暴落について話題になりました。そのビジネス
会議の参加者の1人が、「(今回の株価暴落の主因は)日本の財政破綻を見通した
外国人投資家が、日本が近々財政破綻することは間違いなしと判断し、保有する株
を大量に売りに出たため」とズバリ指摘したところ、それを受ける形でもう一人の
別の参加者が、「知人の金融専門家は既に数年先の日本経済を見通しており、20
04年秋の日本の財政破綻も既に事業計画に組み入れた上で、日常のビジネスを進
めている」と発言していたのが印象的でした。

 上記の会合は、ピーター・ドラッカーが近著(『ネクスト・ソサエティ』)で取
り上げている、情報化社会に相応しい21世紀型ビジネスを構築していくための情
報交換の場という性格を帯びています。月に2回のペースで開いている会合ですが
具体的なビジネスプランの検討は無論のこと、上次元から眺めた日本経済と世界経
済も話題になることも多く、日本経済が話題になると必然的に目の前に迫った日本
の財政破綻が取り上げられることが多いのも、当然といえば当然なのかもしれませ
ん。なお、会合についての詳細は以下のURLを参照願います。
http://www.ibd-net.co.jp/co/doctle.html
【IBDからのご提案…皆さん、一緒に国際ビジネスを進めませんか】

 参加者間では、2年後の財政破綻に引き続き、次にやって来るのがハイパーイン
フレであるというのが共通認識となっており、21世紀型のビジネスを語りつつ、
個人レベル・事業レベル・国家レベル別に積極的な意見交換が進められています。

 差し当たり、本号では個人として国家の財政破綻にどう対処するかという点につ
いて言及していきたいと思います。そこで、海外で活躍している代表的日本人であ
るサッカーの中田英寿選手と、アメリカのメジャーリーグのイチロー選手を最初に
取り上げてみましょう。何故なら、中田選手とイチロー選手に目指すべき日本人像
を垣間見るからです。

 実は、この二人の日本人から新日本人像を描いたメールマガジンがあります。
http://www.cool-knowledge.com/020610Nihon-no-saizen-saku.htm

 上記のメルマガを紹介したのも、中田とイチローが海外を舞台に活躍している姿
から、私たちはどのように己れ自身を変えていかなければならないかという貴重な
ヒントが隠されているから他なりません。そうした「自己改革」「己れを乗り越え
る」というテーマこそ、脱藩道場の指南役である藤原肇博士が四半世紀前に著した
『日本脱藩のすすめ』の主テーマに他ならず、題名からお分かりの通り、その藤原
博士の『日本脱藩のすすめ』に触発されて刊行されたのが本メールマガジン【日本
脱藩のすすめ】なのです。四半世紀前に著された同著の表紙裏見返しを見ると、以
下のような藤原博士の熱いメッセージを見い出すことができます。同メッセージは
本メールマガジン【日本脱藩のすすめ】第19号でも取り上げていますが、ここで
思い出していただく意味で以下に再度転載致します。

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                    ◆若者よ、今こそ精神の開国を!◆

    祖国の若い世代に、日本脱藩への勇気を持って挑戦するように呼び
   かけます。これはなにも日本を脱出して海外に行けという意味ではな
   く、閉鎖的な日本精神の枠を踏み越えて、自らをのり超えることで、
   より高い次元に立つ自己を再発見する必要があるということです。一
   流と呼ばれる大学や会社に入ることは、青春を賭け、生き甲斐を追求
   する道としては余りにも挑戦と夢がなく、手に入れるものもタカが知
   れています。自分の足で立ち、自らの責任で判断し、行動できる実力
   を持てば、どんな時代を迎えても充実した生の感動と自由自在な生涯
   を実現しうるものです。
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 物質面から考えれば、「土地・金(ゴールド)・外貨」が財政破綻に備えるため
の「三種の神器になると思いますが、それ以上に大切なのが、上述の「個人改革」
すなわち「己れを乗り越える」修行、日本脱藩のすすめなのです。残された時間も
少なくなってきた今こそ、行動に移すべきなのではないでしょうか。

 次号では、事業対策編をお届けする予定です。




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編集子  亀山信夫
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読者数  1136名
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